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UDX奨励賞を受賞しました!

Jan. 10, 2023

新年明けましておめでとうございます。
本年も認知科学研究室をよろしくお願いいたします。

さて、掲載が遅くなりましたが、志堂寺研究室の佐伯 英日路さんが「UDX奨励賞」を受賞されました。 佐伯さんは様々な学会に積極的に参加しポスター発表をされています。
詳しい研究内容をご本人から説明をいただいておりますので ご紹介いたします。

ドライバが歩行者に「お先にどうぞ」と、アイコンタクトやハンドサインで、コミュニケーションを取る事は、円滑で快適な交通環境のために必要不可欠である。 一方、近年、自動運転に関する開発は盛んに行われているが、運転主体者がドライバからシステムとなった場合では、自動運転車の搭乗者にはハンドサインなどのコミュニケーションは期待できない。
そこで、External Human Machine Interface(eHMI,外向けHMI)と呼ばれる、自動運転システムから交通参加者に向けて情報提示を行う手法が提案されている。  
本発表ではeHMIによって自動運転システムからドライバに向けて、情報を伝えることが可能である事、また、その情報によって、ドライバの運転操作や安心感に影響があるかについて実験結果に加えて、eHMIのデザインによって、情報の認識度や運転操作や安心感に差があるか比較を行った結果をまとめ、自動運転車と人間が同じ交通環境で円滑に交通するためには、どのようなコミュニケーションが必要であるかを述べた。

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